仕事が辛い、もうやりたくない
と思っていませんか??
誰しもが一度は抱いたことがあるだろう「仕事が辛い」という感情。
どうやって向き合ったらいいかわからないという人も多いと思います。
今回は、筆者の体験談を元に「仕事が辛い」という感情との向き合い方を書いていきます。
それぞれ原因や度合いは違うとは思いますが、少しでも参考にして、気持ちが楽になれば嬉しいです。
1.仕事は辛いもの?本当にそうなの??
「仕事は辛いもの」
ぼくも働くまではそう思ってました。
だってそういう大人が多いじゃないですか?
親とか知り合いの社会人からはよく言われてましたよ、ぼくも。
だからそういうもんなのかと思っていんですよね。
でも自分で働いてみて、いろんな働き方をしている人と出会ってから、必ずしもそうではないのでは?と思うようになりました。
そのことについて自分の経験も交えながら少し書いてみようと思います。
仕事が辛いと誰しもが思うことはある
仕事が辛いと誰しもが思うことはあります。
ぼくはいまある程度好きな仕事をしていますが、それでも「仕事辛い」ってめっちゃ思ってます。
だから決して特別なことではないですし、ダメなことでもないです。
「仕事を辛いと思っている自分はダメなやつだ」とか「仕事が辛いと思っているのは甘えだ」とかって思う必要はありません。
仕事が辛いって思うことは当たり前です。
仕事が辛いと思うのと同じように仕事が楽しいと思うこともあった
ただ常に仕事が辛いなんて思っていません。
仕事が辛いと思うのと同じように、仕事が楽しいと思うこともあると思うんです。
ライターの仕事をしていて、全く文章が思いつかないことがあります。
そのときはめっちゃ辛いです。
逆になんにも考えていないのに、スラスラと文章が書けることがあります。
そのときはめっちゃ楽しいです。
そんなものだと思います。同じ仕事をしていても、辛いと思う時もあるし、楽しいと思う時もあるんです。
仕事は辛いものだ、仕事は楽しいものだって二者択一の考え方はあまりしない方がいいです。
だってどっちかなんて決めれるものではありませんから。
仕事が辛いっていうのはいち側面でしかない
ぼくは仕事が辛いっていうのはいち側面でしかないと思っています。
仕事が辛いって思っている時って、たぶん仕事の辛い面ばかりに意識が向いてしまっていると思うんですね。
辛いとあなたが思っていたとしても、仕事には楽しい面も嬉しい面も面白い面もあるんですよ。
だから仕事は辛いものなんだと決めつけないで欲しい。
仕事は楽しいよとも言いません。だってそれもいち側面でしかないから。
仕事は楽しいものでもあるし、辛いものでもあるし、嬉しいものでもあるし、悲しいものでもあるんです。
いろんな側面があるってことをまずは気づいて欲しいと思います。
違う側面を見つめる努力をしてみるといいかも
ひとつ提案なんですが、仕事の楽しい面を見つける努力をしてみませんか?
仕事が辛いんだよ、楽しい面なんか考えられるか!!そもそも考えるだけで解決するのか?
いや、おっしゃる通りです。すみません。解決はしないかもしれません。
でもそれでも一度冷静になって、なんかあるかな?って考えてもらえたら嬉しいです。
辛いって思ってる時ってぼくは視野が狭まっていると思うんですね。
もうそこしか見えていない、辛いもんだと思い込んでいる。
だから一度広い視野で仕事のあらゆる側面を見て欲しいんです。
ここからは視野を広げるために、考えて欲しいことをお伝えしていきますね。
2.仕事が辛いと思う大きな原因3つ
視野が狭まっているとお伝えしましたが、自分が具体的に仕事をどう捉えているのか?を考えてみましょう。
辛いと思う大きな原因をここでは知ってもらって、そこばかりに目がいってしまってないか振り返ってみえてください。
仕事が辛いと思う大きな原因は以下の3つです。
- 自分
- 仕事仲間
- 仕事環境
それぞれ見ていきましょう。
原因1.自分
自分が原因で仕事が辛いって思っているパターンも結構あると思います。
例えば
- 仕事で大きなミスをした
- なかなか成果をあげることができない
- 仕事に集中できない
などなどです。
普段は好きな仕事であっても、仕事で大きなミスをしたりだとか、成果があげられなかったりだとか、全然集中できなかったりだとか……。
なにかしらの問題を自分が起こしてしまって仕事が辛いと思われている人もいますよね。
「自分のせいで、仕事が辛いんだ……自分はダメなんだ」
と思ってしまうと、余計辛いと思います。
あまり自分ばかりを責めすぎないようにしましょう。
原因2.人間関係
人間関係が原因で仕事が辛いって思っているパターンもありますよね。
例えば
- 上司からハラスメントを受けている
- 会社の同期から仲間外れにされている
- お客様とどうしてもうまく関係性を築けない
などなどです。
特に上司や取引先との人間関係にはトラブルがつきものと言っても過言ではないかもしれません。
ぼくも会社員だったときには、上司との関係性があまりよくありませんでした。
仲が悪かったわけではないですし、面倒も見てもらっていたのですが、理不尽な要求が多かったり、本音で話すことができなったりしたんです。
そのときは仕事が本当に辛かったですね。
原因3.仕事環境
仕事環境が原因で仕事が辛いって思っているパターンもありますね。
例えば
- 長時間労働で、体力的にも精神的にも辛い
- 給料が安すぎて生活するのもしんどい
- やりたい仕事ができていない
などなどです。
仕事の環境は会社による、部署によるもので変えることは難しいかもしれません。
どんな会社に入っても、全てが自分の希望通りになることは基本的にはないでしょう。
不満を言い出せば切りがないと思うので、悪いところばかり見つめないようにすることが肝心です。
【番外編】プライベートな問題が原因になっていることもある
仕事ではなくて、プライベートな問題が原因になって、仕事が辛いと思っているパターンもあるかもしれません。
例えば
- 彼氏・彼女と別れた
- 家族とトラブルがあった
- 友達に会えていない
プライベートな問題で悩んでいる時って働くのも嫌になることありますよね。
プライベートと仕事を切り離して考える人もいるかもしれませんが、基本的にはどちらも影響し合っています。
仕事がうまくいかないときは、仕事内だけで原因を探すのではなく、プライベートのことも含めて考えてみるといいでしょう。
3.仕事の辛い面以外の側面を考えてみよう
仕事が辛いと思う原因を考えてもらいました。
自分が仕事が辛いと感じているのは、何が原因かなんとなくでもわかりましたかね??
そしたらその原因をもとに3つの問いを立ててみましょう。
- 自分が原因で仕事が辛い場合
- 人間関係が原因で仕事が辛い場合
- 仕事環境が原因で仕事が辛い場合
原因別に詳しく解説していきます。
自分が原因で仕事が辛い場合
自分が原因で仕事が辛い場合、次の3つの問いを立ててみるといいでしょう。
- どんな自分になれたらいまの仕事が楽しくなりそうか?
- いまの自分が仕事の中でできていること、得意なことはなにか?
- 仕事が楽しくなるために自分がいまできそうなことは何があるか?
自分が原因で仕事が辛いと思っている場合は、自分の悪いところにばかり目が向きがちです。
理想の自分の姿を具体的に言葉にするならどんな風になるか考えてみください。
またその理想に対して、いまの自分が少しでもできていることや得意なことにも目を向けてみましょう。
そこから少しでも楽しくなれるように、いますぐできることを考えて行動に移していけたらなおいいですね。
人間関係が原因で仕事が辛い場合
人間関係が原因で仕事が辛い場合、次の3つの問いを立てて考えてみましょう。
- その人との関係がどうしてうまくいかないのか?なぜ自分は嫌われているのか?
- その人と接する機会を減らすことはできないか?
- その人との関係がうまくいくためにいまできそうなことは何があるか?
人間関係が原因で仕事が辛いと思っている場合は、相手の立場に立って物事を考えてみるといいでしょう。
相手はなぜ自分に対してどんな感情を抱いているか想像してみてください。
そしてそれに対して自分が変えれる部分は何かあるかどうか考えてみましょう。
もし変えることがなかなか難しそうなら、接する機会を減らす方法について考えてみるといいかもしれません。
関係性をよくすることばかりを考えるのではなく、関係性を持たないで済む方法もひとつの手段として持っておくといいでしょう。
仕事環境が原因で仕事が辛い場合
仕事環境が原因で仕事が辛い場合、次の3つの問いを立ててみましょう。
- いまの仕事で楽しいと思える部分は何があるか?
- いまの仕事で楽しい以外のプラスになりそうな価値は何があるか?
- いまの仕事をもし楽しむとしたら、いまできそうなことは何があるか?
先ほどもお伝えしましたが、辛いと思う原因にばかり目が向いていては辛いと思うのは当然です。
まずは辛いとは思いつつも、少しでも楽しいと思える部分はないか?を考えてみましょう。
それと同じように楽しい以外のプラスになりそうな価値はないのか?も考えてみてください。
辛いとか楽しいという視点だけに捉われずに、多角的にいまの仕事を冷静に観察してみるといいですよ。
また難しいかもしれませんが、ほんのちょっとでもいいので楽しくなりそうで、いますぐできることも考えてみてください。
思いついたら、そのいますぐできることをすぐに実践してみましょう。
4.仕事が辛いと思うときの対処法5選まとめ
問いを立ててみて、実際に行動に移してみたけど、やっぱり仕事が辛いと思う瞬間もあると思います。
そんな時にやってみることをおすすめする対処法を5つ紹介しておきます。
- 癒される音楽を聴く
- 休暇をもらう
- 人と話す
- 他に熱中できることを探す
- コーチングを受けてみる
根本の原因を解決するものではありませんが、試してみると気が楽になって、頑張れるかもしれませんよ。
順番に見ていきましょう。
対処法1.癒される音楽を聴く
仕事が辛いと思っている時におすすめする音楽は以下の3つです。
- 『おつかれさまの国』ー 斉藤和義
- 『彩』ー Mr.Children
- 『できっこないをやらなくちゃ』ー サンボマスター
それぞれ簡単に紹介します。
おすすめの音楽1.『おつかれさまの国』ー 斉藤和義
仕事をしている人なら誰でも言ったことがあるだろう「おつかれさま」という言葉。
何度も何度も何度も1日に言う人もいると思います。
そんな「おつかれさま」にはいろんな意味が込められている。そんな言葉の裏にある感情や思いを優しいメロディに載せて歌ってくれている曲です。
ぼくも仕事が辛いなと思った時にこの曲を聞いて、自分自身に「おつかれさま」と伝えています。
おすすめの音楽2.『彩』ー Mr.Children
「どんな仕事にも意味がある」
そんな風に言われても、仕事が辛いって思っている時にはそんなの綺麗事だって吐き捨てたくなりますよね。
でも不思議と歌だとすんなり聞けて、受け入れることもあるかもしれません。
些細な仕事、単純作業であっても世の中の人、目の前の人の役に立っているんだよってことを歌っている曲です。
桜井さんの綺麗な歌声で言われると、そうなのかもと前向きになれますよ。
おすすめの音楽3.『できっこないをやらなくちゃ』ー サンボマスター
「仕事辛い……自分はダメだ……」
と思っているときに真っ直ぐに突き刺さってくるような言葉を歌っているのがこの曲。
めちゃくちゃ個人的な話ですけど、仕事辛いって思っているときに何度も何度も聞いて、泣いています。
なんでしょうね。不思議なんですけど、パワー湧いてくるんですよ、この曲聞くと。
押しつけをするわけではないですが、ぜひ一度聞いてみてほしいです。
対処法2.休暇をもらう
仕事が辛いと思っているときは休暇をもらうこともひとつの手段です。
辛いと思っているのに、無理をして頑張ってもなかなか思うような成果もあげることができません。
ゆっくりと過ごして、仕事のことをあまり考えないで済むようにしてみてください。
会社によってはなかなか休暇をとらせてもらえない場合もあるかもしれませんが、「うちの会社は絶対ムリ」と最初から諦めてしまわないようにしましょう。
きちんと理由を説明をして、休暇をもらうことができないか伝えてみください。
対処法3.人と話す
仕事が辛いと思っているときは、人と話すこともしてみましょう。
自分の気持ちを誰かにシェアするだけでも楽になることもあります。
同じ職場で働く人であれば、あなたが辛いと思っている原因を解決するために協力してもらえる可能性もあります。
あくまで相談であって、周りの人や環境のせいにして、愚痴をこぼすだけにならないようにはしましょう。
対処法4.他に熱中できることを探す
仕事が辛いと思っているときは、仕事以外に熱中できることを探してみましょう。
趣味でもいいですし、副業でもいいと思います。
ぼくは副業に熱中していたことがあるのですが、仕事以外に熱中できることがあったおかげで、仕事も頑張ることができました。
「これだけ仕事を頑張って、何時までに帰れれば〇〇ができるぞ!!」といつも考えてましたね。
頭の中が仕事だけになっていると、辛いと思っている気持ちがさらにます可能性も高くなると思います。
自分が熱中してるものをやるために仕事をすると一時的に目標を決めるだけで、仕事を頑張ろうって気持ちが湧いてくるかもしれませんよ。
対処法5.コーチングを受けてみる
仕事が辛いと思っているときは、コーチングを受けてみるのもひとつの手段です。
コーチングとは、自分の内面にある答えを対話を通して引き出していく手法。
簡単に言えば、コーチという人と話をしながら、自分が抱えている問題や悩みについて、自分自身で答えを導き出していくものです。
仕事が辛いと思っているのはどうしてなのか?
どういう状況になれば仕事が楽しいと思えるのか?
仕事が楽しいと思えるためにどんなことができるか?
このような質問について、コーチと話をしながら考えていくことで、少しずつ行動を変えていくことができます。
何か答えを与えてくれる、専門的なことを教えてもらえるわけではありません。
ただ自分自身とゆっくり向き合えるので、自分のことがよくわからない、どうしたらいいのかわからないと漠然と仕事が辛いと思っている人にはおすすめです。
5.転職も少しずつ考えてみる
ここまで実践しつつも、仕事が辛いとまだ思うようなら、転職も少しずつ考えてみるといいかもしれません。
結局副業がある程度うまくいき、会社には所属しなかったのですが、転職エージェントや転職サイトにはいくつか登録して探していました。
ここでは、代表的な転職エージェントと転職サイトを紹介しておきます。
- リクナビエージェント
- マイナビエージェント
- リクナビ転職
- マイナビ転職
それぞれ簡単に見ていきましょう。
リクナビエージェント
転職を考えたことがある人なら、誰でも一度は聞いたことがあるんじゃないかなと思うぐらい有名なリクルートエージェント。
転職支援実績NO.1を誇っていて、求人掲載数も多く、経験豊富なコンサルタントも多数います。
転職エージェントを使ったことがない、という人ならまずは使ってほしい転職エージェントです。
マイナビエージェント
リクナビエージェントに負けず劣らずの知名度を誇るマイナビエージェント。
こちらも一度は聞いたことがある人が多いと思います。
マイナビは、特に第2新卒や20代向けの求人を多く取り揃えているのが特徴です。
20代の若手で転職を考えている人はぜひ利用してみてください。
リクナビNEXT
リクナビNEXTは、転職サイトの中でも一番の求人数を誇ります。
求人数だけでなく、「グッドポイント診断」という自己分析ツールが使えたり、転職に役立つ機能が満載。
専用のアプリもあって使いやすいので、転職活動をサクサクと進められますよ。
マイナビ転職
リクナビNEXTにも負けない求人数を誇り、知名度も高いマイナビ転職。
「転職MYコーチ」という転職サイトでありながら、求人紹介や履歴書のサポート、面接のサポートなどをしてくれるサービスがあります。
20代、30代前半の方向けの求人が多いので、30代後半以上の方は別のリクナビNEXTなど他の転職サイトを利用する方がいいでしょう。
まとめ
仕事が辛いという感情との向き合い方についてお伝えしました。
仕事が辛いと思っているときほど、仕事は辛いものだと思い込んでいる場合があります。
視野を広げて、違う視点で仕事を捉えられるようにしてみてください。
この記事が少しでもお役に立てたなら嬉しいです。