自己分析

遺伝子検査キットのマイコードヘルスケアをやってみた感想とか注意点についてまとめました。


「遺伝子検査、気になるけど意味あるのかなぁ」と気になっていませんか?

結構高い買い物になるので、私も遺伝子検査をする前は、「やって本当に意味あるのかな。。どの遺伝子検査キットを試すべき?」と色々気になっていました。

私の場合は、楽しそうだったマイコードを試してみたのですが、結果的にやってみて良かった!と思えました。

と言うのも、

  • 気になっていた将来の疾患へ備えることができるようになった
  • 毎日のライフスタイルの見直しに役立てた
  • なにより楽しかった!

からです笑

ただ、信憑性には賛否があるので、やってみることに迷いがある人も多いはず。

そこでこの記事では、「信憑性ってどうなの?」ってところから、実際の手続きに至るまで、詳しく説明します!

マイコードを試してみるか迷っている人は、ぜひ参考にしてください!

1.マイコードの基本情報

マイコードは、株式会社DeNAが運営しているDNA検査キットです。

マイコードは、株式会社DeNAが運営しているDNA検査キットです。

きちんとした上場会社が運営しているので、そこらへんの遺伝子検査より信頼性は期待できます。

ただ、「信憑性はいかがなものか」と言う意見もあるので、試してみる価値があるのか窺わしいですよね。

結論から言うと、

  • 信憑性はそこそこありそう
  • 将来のリスクは、正確には見積もれないかも
  • でも十分に役立てることはできそう
  • ただし、健康診断は合わせて受けるべき

といったところでしょうか。

なぜ、信憑性は高いけれど、正確性は低い(かも)のか

マイコードの診断は、過去の論文に基づいて、「この遺伝子パターンの人は、こうゆう傾向にあるよ〜」という結果を出しています。

なので、「100%正しいと実証された科学的事実に基づく」というよりかは、「今のところ正しそうな科学的見解」でしかないわけです。

ただ、そうなると信頼できないのか?というと、そうでもありません。というのも、科学の世界では「論文」が1番信頼になる資料だからです。

私たち一般の人は、「お医者さんの意見や大学教授の意見こそ正しい」と思う傾向があります。

でも実際には、情報の質は「論文>教授>医者の意見>一般人の意見」の順に信憑性があります。

なぜ1番論文が信頼できるかというと、下記のようなプロセスを経ているからです。

論文発表のプロセス
  1. 教授が仮説を立てる
  2. 実験してわかった結果を論文にまとめる
  3. 複数の人が実験のプロセスや結果に問題がないか調べる

一方、教授の意見やお医者さんの意見というのは、

  1. 論文を参考にしてわかったことを述べている
  2. 実証していない仮説

のどちらかです。もちろん、教授の意見やお医者さんの意見が信頼できないというわけではなく、論文は意見の根拠になっているということですね。

マイコードは、数ある論文を精査して根拠に使っているので、その点、今のところ出せる最大限の信憑性を出そうとしていると言えそうです。

もちろん、論文の中にも質が低いのはありますが、マイコードの場合は、論文のレベルについても、検査項目ごとに注意書きがなされているので、自己判断はしやすいと言えます。

ここでは割愛しますが、公式サイトには評価方法も具体的に載っていたので、気になる人はそちらもチェックしてみてください。

正確性には期待できない

それでも将来の疾患を正確に見積もれないのは、マイコードの審査結果の出し方に理由があります。

マイコードの診断結果は、「発症リスクは日本人平均の??倍」として出されます。

ちょっとわかりにくいと思いますが、下の図をイメージしてください。

つまり、「私個人がどれくらいなる確率があるか」ではないんですよね。

なので、なんとなく他の人より気をつけた方が良いんだなぁと参考にはできるものの、どれくらいキチッと対策した方がいいのかまでは、判断しかねるところかなーといったところです。

個人的には、おじいちゃんが癌で亡くなっていたこともあって、「自分は人よりも癌になりやすいんだろうなぁ」と漠然とした不安を抱えていたのですが、そのような根拠の乏しい素人の推測に対して、「あれ?思ってたほど癌家系ってわけでもないんだ」と思たのは、結構良かったなぁって思います。

あとは、実際に健康診断を受けるときに「家系的にこの病気にかかる人が多いそうなんですが、どうでしょう。。」みたいな相談ができたのもやって良かったと思うポイントです。

名前すら聞いたことのない病気もいろいろあったので、それらのリスクや予防について早い段階からお医者さんに相談できたのは、結構安心につながりました。

2.そもそも、マイコードをやってみた理由

私の場合、もともと社会人1年目からフリーランスをしていたので、ろくに健康診断を受けたことがなかったんですよね。

でもアトピーやアレルギー体質で、過去に喘息も経験していたので、身体が強い方ではないと思っていました。

しかもおじいちゃんが癌で亡くなっていたので、「病弱な体質なんだろうから、若いうちからしっかり対策しておきたい」と思っていました。

とはいえ、毎年、健康診断をフルカスタマイズで受けられるほどの金銭的余裕もない。。

であればせめて、自分が遺伝子的に対策をしておいた方が良さそうなものから優先順位をつけて診断してもらおう。と思ったのがきっかけです。

最終的には

  1. 遺伝子的にどのような病気のリスクに備えるべきか参考にしたい
  2. 祖先の情報とか見れて楽しそう!
  3. 自分の性格や強みも知れるの楽しそう!

と言う理由で、マイコードを使うことに決めました。

3.やってみてどうだった?友達に勧める?

やってみてどうだったかを一言で言うと、「私は満足!ただ、全員には勧めないかも」と言った感じ。

個人的には、下記の2つの理由でやってよかったなと感じています。

  • 病弱体質だと思っていたけれど、意外とそんなことないかもと分かったこと
  • 念のために注意すべきリスクはあるか確認できたこと

ただ、審査の精度としては、お医者さんに見てもらった方が良いので、「病気のリスクに備えたい」と言うだけなら、遺伝子検査は絶対に受けるべき!とは言いません。むしろ病院でキチッと検査してもらった方が良いと思います。

なので個人的には、やってみたことで多少生活の改善につながったり、なにより楽しかったので、やって良かったなと満足度は高めです。

でも全員に進めるかというと「やりたい人だけどうぞ!」という感じですかね。

なので、ここからは実際、どのあたりが良くて、どの辺がイマイチだったのか、少し踏み込んでお伝えできればなぁと思います。

4.マイコードの良いところ

まず、マイコード の良かったところとしては、下記の5つが挙げられます。

マイコードの良かったところ
  1. 自分の思い込みによる不安をなくせる
  2. 少なからず参考にはなった
  3. 性格特性診断が楽しかったし参考になる
  4. 祖先診断は参考にならないけど楽しい
  5. 新しいのが追加されるのもいい

1つ目は、上のところで散々書いてきたので割愛して、2~4つ目について具体的にお伝えしておきます。

少なからず参考にはなった

上でも解説したように、マイコードの診断結果は、日本人平均に対してどれくらいなりやすいか、なので私自身がどれくらいなる確率があるのかはわかりません。

ただ、その病気が「遺伝子要因と環境要因のどれくらいの比率で発症するのか」や、各診断結果に対して、病気の概要やもしもの時の治療方法、発症予防方法を簡単に知ることができたのは、結構参考になりました。

この説明を見るだけで十分な対策になると言うレベルではありませんが、聞いたこともなかったような病気に対して、予めざっくりと知っておけるのはなかなか心強いなと感じました。

性格特性診断が楽しかったし参考になる

マイコードヘルスケアでは「病気・体質」の遺伝子的な診断がメインです。

しかしオプション料金を支払えば、「性格・センス・スキル・美容体質」性格の遺伝子的側面なども診断することができます。

  • 睡眠時間の長さ
  • 言語性IQの高さ
  • 数学的思考力

個人的には、長所を生かした仕事をしたいなと感じていたので、これらの診断は結構役に立ちました。

とくに、言語性IQと呼ばれる抽象的な思考などは、周りの人から高い!と評価されていて、自分でも低くないと思っていたのですが、低く出ていて参考になりました。

たしかに私の場合、大学時代に論理的思考などをガッツリトレーニングしたので、できるようになりましたが、元々はあんまり得意ではありませんでした。

このように自分の個性を知れたのはよかったなぁと思いますし、何より楽しかったです。

祖先診断は参考にならないけど楽しい

祖先の診断も可能です。

それからとくに役に立ちませんが祖先の診断もできます。

本当に役に立たないのでコメントすることはないのですが、「ヘェ〜」と誰かに話したくなる楽しさがありました。

「麦芽の匂いを感じ取る能力」とか調べられるんだっていうのは驚きですね。役に立ちませんが。

あと、個人的には虫歯に小さい頃からすごくなりやすかったので、その辺は納得。

髪の色は真っ黒なので、結果とは違いますが、あとはだいたい感じていたものと同じなので、感覚的には納得感は高めでした。

ただ私の場合、完全にオーソドックスな日本人と言う感じだったので、明らかになったことによる多少の寂しさはありましたが笑

新しいのが追加されるのもいい

最後に、マイコードの良いところは、診断が更新追加されていくところかなと思います。

過去に受けた結果であっても、新しいより妥当性の高い論文が見つかれば診断結果が更新されますし、性格やスキルなどの診断項目はどんどん追加されていっています。

性格やスキルの診断には1項目500円かかるので、気軽にはできませんが1回購入すれば長く遊べると言う意味では悪くないなと感じています。

5.マイコードの残念なところ

ここまではマイコードの良いところを見てきましたが、「ちょっと興味あるけど、悩みどころ...」と言う人が後悔しないように、残念なところというか注意点をお伝えしておきます。

私が思う注意点は主に次の2つ。

マイコードの注意点
  • これを根拠として頼るのはNGっぽい
  • 性格とかなら、別のが良さげ

根拠として頼るのはNGというのは、上のところで解説してきたのでここでは省きます。

参考にはなるけれど、ちゃんと健康診断にもいった方がいいよ。ということですね。

性格診断は別のがいい理由

個人的にはマイコードで知りたかったのはヘルスケア部門だったので、性格診断はおまけ程度に考えていました。

なので、知りたいスキルについてだけオプションで払って調べる程度で満足しています。

ただ、「性格診断をしっかりやりたい!」という人には、ジーンライフの遺伝子検査がおすすめです。

ジーンライフの遺伝子検査『Myself 2.0では、性格面に関する遺伝子の調査を専門的に行うことができます。

遺伝子検査と合わせて「60の質問項目」に答えた上での回答になるので、どこまでが遺伝子に基づいた判断なのかはわからないところではありますが、費用も約1万円と比較的安いので、性格診断をメインでやりたい人には、こっちの方が向いていると思います。

結論、こう考えると良さそう

この2つのデメリットを除けば、とくに伝えるべき問題はないかなーと思います。

ただ、結局迷ってしまうという人もいると思うので、私なりの回答を伝えておきます。

  • 結論、人間ドックとか健康診断の方が重要!
  • 話半分として多少の参考にできればOKって人はあり
  • 性格診断ならジーンライフが良い

個人的には、すごく楽しかったので、やって良かったなと思っています。

なので、今回お伝えしたデメリットを確認した上で、興味がある人はぜひぜひやってみるといいんじゃないかなと思います。

6.どのように進むのか

ここからは、やってみたいぜ!という人に向けて、検査がどのように進むのか説明しておきます。

基本的には、商品を買って検査キットの説明に従って唾液を送るだけなので、とくに難しいことはありません。

遺伝子検査の手順
  1. 申し込み
  2. 唾液を採取して送る
  3. マイページで結果を確認する

STEP1. 申し込み

まずはマイコードの本体を購入します。種類はいろいろありますが、基本的には「ヘルスケア」がおすすめです。

がん検査や祖先の検査単品でも受けることができますが、がん検査だけなら健康診断で診てもらった方がマシです。

祖先の検査もそれ単体で受けるほど価値があるとは思えないので、受けるとすればヘルスケア一択だと思います。

検査レポートブックは冊子がどどく点が、通常のヘルスケアと異なります。

ただ、結果はネットで見れますし、冊子が届いたところで、そのうち邪魔になると思うので、冊子なしので良いかと思います。

検査キットは「公式サイト」やAmazon、楽天で購入できます。

Amazonで購入すると公式サイトより1,000円ほど安いので、Amazonから買っても良いと思います。楽天はかなり割高なのでおすすめしません。

ちなみに公式サイトで招待コードを入れていただくと、3,000円の割引を受けられるようです。

紹介コード

f79fb7c45b0f

着10名までなので、早い者勝ちになってしまいますが、多分この記事はそんなに見られていないはずなので大丈夫でしょう笑

招待コードを使ってもらうと私のところにも紹介料3,000円が入るみたいなので、「参考になったよ」って人は招待コードから買ってもらえると、筆者が喜びます笑

ちなみに、Amazonでの評価が結構低いのですが、この記事の前半でお伝えしたような内容への不満が多かったので、「結果をどう活かすかは自分次第!」と念頭に置いた上で購入を決めるのが良いんじゃないかと思います。

ステップ2.唾液を採取して送る

マイコードの本体を購入します。

検査キットが届いたら、唾液を入れて送るのですがその前に次のことを行っておきます。

  • WEB会員登録をする
  • 検査コードを登録する
  • 同意書に記入する

どれもとくに難しいことはなく、説明書通り進めれば問題ありません。

検査コードは必要なので、捨てないように注意しましょう。

あとは、唾液を取る前に水以外のものを口の中に入れていると、正しく検査できないことがあるようなので、注意しておきましょう。

検査キットが届いたら、唾液を入れて送る

いずれにしても説明書をキチッと読んで行えばとくに問題なくできるはずです。

唾液を採取したら、返送用の同意書と一緒に入れて返送すればOK。

結果は3週間ほどで到着します。

ステップ3.マイページで結果を確認する

マイページで結果を好きに見られます。

返送した検査キットが検査会社に届いたら、メールが届きます。それから約3週間後にメールで検査完了の知らせがどどきます。

その後はマイページで結果を好きに見れるので、好きなタイミングでご覧ください!

まとめ

遺伝子検査キットの「マイコード」について、やってみた感想などを紹介しました。

個人的には結構楽しくできたのと、参考にできそうなこともいくつかあったので満足しています。自分の知らなかった病気についての備えができるのが結構良いと思ったポイントでした。

なので、結論としては「体型や性格の遺伝的傾向を知りたい!せっかくなら病気にも備えたい!なにより試してみたい」という人にはおすすめです。

一方でしっかりと病気に備えたいという人は、健康診断で診てもらった方がよいでしょう。

一応受けておくと、健康診断のときに「家系的にこれかかる人が多いそうなんですが、どうでしょう。。」みたいな相談ができるので、そのくらいで十分という人には良いかもしれませんね。

というわけで、遺伝子検査のマイコードについてやってみた感想等でした。

一応紹介コードも置いておくので、受けたい人は使ってやってください。

紹介コード

f79fb7c45b0f

  • この記事を書いた人

川崎雄斗

メディア編集長&ライター支援|インドで工場勤務▶副業WEBライター▶内向的な性格で、社会人生活が苦しく独立▶1記事60円で発狂▶2年で3万円にUP|新米WEBライター向けに、副業・独立のコツを発信しています。アニメと猫が好き(こっそりとコーチングもしています)

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