クラウドソーシング

なぜ、ブラックなのか?ランサーズの評判を現役ライターが徹底検証!


ランサーズの評判についてお調べ中ですね。

ランサーズを利用すれば、スキルのない初心者でもアルバイト以上に稼げるようになります。

しかし、「単価が安すぎる。。」「クライアントに逃げられた」など、気になる口コミも見かけます。そのため、本当に使って大丈夫なの?と、不安になる人もいるでしょう。

そこでこの記事では、ランサーズの悪い口コミを徹底検証。その上で、ランサーズを4年以上使ってきた私が、ランサーズのメリットとデメリットを解説します。

ぜひ参考にしてください。

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  • 稼げるの?独り立ちするまでの方法
  • どのように活用すればいいの?
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1.ランサーズの総評

ランサーズは、国内最大級のクラウドソーシングサービス。

仕事は幅広く扱っていて、アンケートやデータ入力といった単純作業から、高度なシステム開発まで多岐にわたります。

全体的に使いやすく、スキルがなくても始められるので、初心者でも稼ぎやすいのが特徴。高単価な案件も多いため、フリーランスとして独立したい人にもおすすめできます。

私はランサーズの他にもクラウドソーシングサービスもいくつか使ってきましたが、メインはランサーズに落ち着きました。

ランサーズを使い始めたときの状況

私がランサーズを本格的に使い始めたのは、大学3年生の3月ごろ。

就活をしながらでもできて、スキルになるような仕事を探していたところランサーズを見つけました。

登録したのは3月ですが、本格的に活動するようになったのは、就活が片付いた大学4年生の11月。論文と並行しながらアルバイト感覚でお仕事をしていました。

当時は特別なスキルを持っていたわけではないので、まずは誰でもできそうという理由でライターからチャレンジすることにしました。

使い始めてからの月収の推移

2月に論文の提出が終了すると、一気に受注量を増やしたことで、3月に働いた分の売り上げは13万円を突破

4月からは新卒で入社した会社で働きながらの副業だったのですが、安定して稼げることがわかったので、仕事を辞めてフリーになりました。

その後、グラフでは月収が増えていないのですが、これはクラウドワークスを併用したり、ブログを作ることに注力したのが主な理由です。

単価はどんどん上がっていたので、少ない時間で生活に必要なお金を稼ぎ、余った時間は自分のブログ作りに投資するということを行っていました。

稼げるようになるために実際に行ったこと

最初の頃は、自分がクライアントの求めるレベルに達しているのか不安だったので、まずは文字単価0.5円のプロジェクトに応募しました。

そして、0.5円の文字単価が問題なく継続できるようになると、0.8円、1円、2円と順番に単価が高いものに応募していきました。

自分の現在のスキルよりちょっと上の案件にチャレンジすることで、どんどんスキルが身につき、だんだんと次第に稼げるようになりました。

「ランサーズで本当に稼げるの?」と思う人もいるかもしれませんが、工夫次第では2~3ヶ月で10万円くらいを稼げるようになるのは、可能だと言えます。

1-1.ランサーズを使ってみての感想

正直、ランサーズはスマホでの操作がちょっとやりにくいという欠点があります。

しかし、案件の充実度や細かいサポートを考えると、ランサーズは優れています

というのも、クラウドソーシングサービスによっては、単価が安すぎる依頼が多くて、十分な報酬を得られる仕事を探すのに手間がかかってしまうことがあります。

その点ランサーズは、案件自体は少なめですが、報酬が高めの依頼が多く集まっている印象があります。

私の場合、フリーランスとして独立するための仕事を探していたので、効率よく好条件の案件が見つかるランサーズをメインに使うようになりました。

なので、スマートフォンで作業する予定の人には、アプリが使いやすいクラウドワークスが向いていますが、パソコンでがっつり働きたいという人には、ランサーズがおすすめです。(もちろん、複数登録するのもOKです。)

1-2.ランサーズはブラック?気になる悪い評判

ただ、ランサーズについて調べると悪い評判が出てくるのが気になりますよね。

私が口コミサイトやウェブ上の記事を読んでいて気になったのは、次の5つの口コミです。

  • 稼げない
  • 特別なスキルが必要
  • クライアントが報酬を払わない
  • 手数料が高い
  • 法的に危ない

これが本当だったら、さすがに使う気を無くしてしまいます。

そこで、ここからはtwitterの口コミを参考に検証していきます。

2.ランサーズの評判を徹底検証

2-1.稼げない

まず、一番多いのは「ランサーズでは稼げない」と言う口コミです。

結論を言うと、未経験者でも10~20万円は稼げるようになります。

ただ、条件の良い案件を取るには実績とスキルが必要なので、最初の1ヶ月は月1万円程度しか稼げないかもしれません。

私の場合、始めたときは「時給50円」くらいの案件からスタートしました笑

当時は、やりたい案件だったので苦ではありませんでしたが今思うと、もう「少し選んだ方がいいのでは?」と過去の自分にアドバイスしたいくらいです。

でも、そうやって初心者の人でも続けていれば自然とスキルが身につきます。その結果、3ヶ月後には月10~20万円は稼げるようになります。

実際、子育て中の人でも、月10~20万円以上稼げている人はたくさんいるのでランサーズで稼げないということはありません。

2-2.特別なスキルや専門知識が必要

ランサーズで稼げる人は、特別なスキルを持った人だけと言われることがあります。

デザインやプログラミングなど、職種によってはスキルが必要です。

しかし、ライターや翻訳は特別なスキルや専門知識がなくても稼げるようになります。

私も未経験でライターを初めましたが、やっているうちにスキルや知識が身につき、単価が上がりました。

現在稼げているライターさんも未経験から始めた人が多いので、特別なスキルは不要だと言えます。

2-3.クライアントが報酬を払わない

クライアントが音信不通になったと言う口コミがあります。

仕事をしたのに報酬がもらえないなら、絶対に使いたくないですよね。

結論を言うと、ランサーズはクライアントが音信不通になってもお金をもらえる仕組みになっているため、基本的には心配無用です。

なぜなら、作業を開始する前にクライアントがエスクロー(仮払い)する仕組みになっているからです。

このシステムでは、仕事を始める前にクライアントがランサーズに契約金を入金します。

そして、仕事が完了すればランサーズから仕事をした人に、お金が振り込まれます。

そのため、仕事を終えてからクライアントと連絡が取れなくなっても、お金はちゃんと貰えるので安心です。

"作業を始めるタイミングに注意!"

必ず前払いを確認してから作業をするようにしましょう。

クライアントが前払いをする前に、作業を開始すると持ち逃げされる可能性があります。

2-4.手数料が高い

ランサーズは手数料が高すぎるという意見があります。

ランサーズの手数料は、最大で20%。1万円の依頼を受けても、実際にもらえるのは8,000円になります。

そのため、少し手数料は高めだと言えます。

ただ、ランサーズを使わないで仕事を取ろうとすると、仕事を探したり、請求書を作ったり無駄な作業に時間を取られます

ランサーズを利用すれば、そのような無駄な作業を減らせることを考えると、手数料は妥当だと言えそうです。

2-5.法的に危ない

多くはありませんが、法律に反するような依頼が募集されていることがあります。

よくあるのは、著作権の侵害。

他人の画像や文章を参考にするときは、ルールを守って使う必要があります。しかし、クライアントによっては、画像の無断転用を促すことがあります

「何かおかしいな?」と感じる案件には、応募しないようにしましょう。

2-6.ランサーズの口コミ検証結果!悪い評判を鵜呑みにしないこと

ここまで見てきた口コミをまとめると下記のようになります。

たしかに、最初は稼ぐことができませんが、しっかりとスキルを身につけて実績を積めば、月20万円以上稼ぐこともできます

また、前払いのシステムがあるので、持ち逃げも不可。法的にグレーな案件にだけ注意しておけば、とくに問題はありません。

むしろ、 ランサーズを使うメリットは多いと言えます。

そこでここからは、ランサーズを使ってわかったメリットについて見ていきましょう。

3.使ってわかった!ランサーズのメリット5つ

私が考えるランサーズを使うメリットは次の5つです。

  • スキルのない初心者でも始めやすい
  • 稼ぎながらスキルを磨ける
  • 好条件の依頼が多い
  • 請求書の作成が不要
  • エスクロー(仮払い)で安心

それぞれ、順番に見ていきましょう。

メリット1.スキルのない初心者でも始めやすい

ランサーズには、未経験の人でも始めやすいのが特徴です。

ランサーズには、初心者向けの案件がたくさんあります。

そのため、全くスキルがない人でも仕事を始めることができます。

メリット2.稼ぎながらスキルを磨ける

ランサーズで仕事をすれば、稼ぎながらスキルを身につけることができます。

クライアントによっては、指導してくれることがあります。

そのようなクライアントに出会えば、稼ぎながらスキルを身につけることができます

その結果、自然とスキルが身につき、より高単価な案件を受けることができるようになります。

メリット3.好条件の依頼が多い

ランサーズは他のクラウドソーシングサービスと比べて好条件の案件が多い印象があります。

案件の多さで言えば、クラウドワークスというライバルサイトの方が優秀です。

しかし、好条件な案件はランサーズの方が多い印象があります。

実際、私がランサーズを使い始めた2015年当時は、文字単価0.1~0.5円が一般的でした。

しかし、最近では1文字1円以上の案件を見かけることも少なくありません

また、「マルチ商法への勧誘」や「無償でテストライティングを要求する」など、悪質な案件も見かけることが少なくなったように思います。

なぜ、悪質な案件が減り、単価が上がってきているのか

理由については、いくつか考えられますが、一番の理由は、ランサーズのスタッフが悪質な案件の撲滅を積極的に行っているからだと言えます。

具体的には、下記のような対策を行なっています。

これらの対策を徹底した結果、2015年当時に比べると肌感覚で悪質な案件がずいぶん減りました。

また、AIを導入したことにより、優良な案件が優先的にランサーに表示されるようになりました。

さらに、市場価格と比べて安すぎる単価での募集を行なった場合、クライアントにランサーズのおスタッフから条件改善のアドバイスが送られるようにもなっています。

このような対策を地道に重ねてきたため、悪質な案件が減り、単価の良い仕事が集まるようになりました。

他のクラウドソーシングサービスと比べても、「条件の良い仕事の見つけやすさ」はピカイチなので、これだけでも十分ランサーズをオススメできます。

メリット2.請求書の作成が不要

ランサーズなら請求書の発行が必要ありません。

請求書を作るのは結構な手間です。

しかし、ランサーズを通して仕事をすれば請求書を作る必要がありません。

事務作業に追われず、とにかく稼ぐことに集中できるのが大きなポイントです。

メリット5.エスクロー(仮払い)で安心

前半で解説したように、ランサーズならライアントの仮払いを待ってから作業ができるので安心です。

前払いのシステムがないと、仕事を終えたのにお金がもらえない可能性があります。

しかし、ランサーズはクライアントが仮払いしてから、作業を開始するエスクローシステムを導入しています。

そのため、仕事が終わってから報酬が払われないということがなく、安心できます。

4.ランサーズのちょっと残念な4つのポイント

メリットが多いランサーズですが、少なからずデメリットもあります。

  • スマホで操作しづらい
  • 依頼数が少ない
  • 返信の制度が厄介
  • 悪質な案件も少なからずある

それぞれ、順番に見ていきましょう。

デメリット1.スマホで操作しづらい

ランサーズはスマートフォンで操作がしづらいです。

画面がところどころPC仕様だったり、添付ファイルが見れなかったり、スマートフォンでの操作は少しやりにくいと言えます。

スマートフォンで主な作業を完結させたい人には、スマホアプリがあるクラウドワークスがおすすめです。

クラウドワークスについては、『クラウドワークスの評判が悪い理由って?ライター歴5年の私が正直にレビュー』の記事を参考にしてください。

デメリット2.依頼数が少ない

ランサーズの依頼は、クラウドワークスに比べて少なめです。

実際に、ライティングの案件数を比較すると、ランサーズはクラウドワークスの半分ほど。

  • ランサーズ   :1,194件
  • クラウドワークス:3,137件

ただ、質の高い案件はクラウドワークスよりも多い印象があります。そのため、パソコンで作業できる人には、クラウドワークスよりもランサーズをおすすめします。

デメリット3.認定ランサーになるための返信の制度が厄介

認定ランサーになるためには、24時間以内に返信する必要があります。

認定ランサーとは、「この人はプロレベルですよ」という証。この証を手に入れれば、案件が取りやすくなります。

認定ランサーになるための条件はいくつかありますが、その中の1つが24時間以内にメッセージを返信していることです。

返信率というのが少しわかりづらいのですが、【相手に返信したメッセージ】のうち、【24時間以内に返信したメッセージ】の割合が80%を超えていることが条件です。

返信したメッセージが基準なので、相手からの問い合わせに返信しなかった場合は、対象になりません。

専業フリーランスの人には問題ないと思いますが、副業の人だとちょっと負担になる可能性があります。

詳しくは、ランサーズ公式サイトの『返信率の定義を教えてください』を参考にしてください!

デメリット4.悪質な案件も少なからずある

残念ながらランサーズには、悪質な案件がぽつぽつ見られることがあります。

具体的には、下記のような内容です。

  • マルチ勧誘
  • トライアル記事の無償提供の要求
  • 成果報酬や歩合など、曖昧な条件での募集
  • 法律的にグレーな内容の募集
  • 安すぎる単価での募集

これらの中でも多いのが、「マルチ商法やビジネスへの勧誘」と「トライアル記事の無償提供の要求」です。

実際、twitterには、マルチ商法への勧誘と思われる案件についての相談も複数来ています。

なので、ここではマルチ商法の特徴と、そのほか避けるべき案件について解説しておきます。

マルチ商法やビジネスへの勧誘が目的の案件の特徴

マルチ商法は、ざっくり言うと「あなたが会員になって、友達にこのサービスを紹介すれば、あなたは不労所得が得られるよ!」といった勧誘のことです。

その他にも「今なら稼げるようになるノウハウとコンサルを50万円にサービスしときます!」と、高額なコンサルに誘導されることもあります。

これらの案件は、実際に頑張れば稼げるようになるのかもしれませんが、ほとんどの人が稼げません。

そもそも、誰かに言われた通りにすれば、稼げるビジネスは、競合がすぐ入ってくるので、すぐ稼げなくなりますし、副業や専業で稼げる力を身に付けたいと思っている人は、手を出すべきではありません。

これらの案件にひっかからないためにも、最低限次のような注意しておきましょう。

"マルチ商法を疑うべき案件の特徴"

  • 仕事の詳細を伝えるためのオンラインセミナーに参加するように言われた
  • 詳細はLINEなどのSNSで解説すると言われた。
  • 教えることを実践するだけで簡単に不労所得になる謳い文句

オンラインの面談や事前打ち合わせを行ったり、仕事用のチャットアプリ「チャットワーク」を使うことは、ランサーズでも一般的に行われています。

しかし、「オンラインセミナー」やプライベートで使っているLINEに誘導された場合は疑ってかかったほうが良いでしょう。

もちろん、これら全ての案件が100%悪い案件だとは言いませんが、用心するに越したことはありません。

また、マルチ商法以外でも避けるべき案件の特徴もあわせて紹介しておきます。

"その他、避けるべき案件の特徴"

  • まずはテストとして1記事無償で書いてみてほしいと言われる
  • エスクロー(仮入金)が行われない状態で作業を始めてくださいと言われる
  • 募集文に具体的な納期や費用が書かれていない

これらの案件は、トラブルになりやすいので注意が必要です。

最近では、AI判断によってこれらの案件は、以前より目立たなくなってきてはいます。しかし、クライアントに悪意がなくても、お互いが不慣れなためにトラブルになってしまったということもありえます。

そのような事態をさけるためにも、 AI判断や募集文の具体性、クライアントのプロフィールや過去の実績を参考にしながら、信頼できる仕事を選ぶようにしましょう。

5.ランサーズは、こんな人におすすめ

口コミではランサーズのネガティブな意見も見られました。

しかし、実際には稼げている人も多くおすすめできるサービスです。

とくに、次のような人にはランサーズがおすすめです。

ランサーズは、スキルや実績が少ない人に向いています

一方で、効率的に稼げるようになるためには少し時間がかかります。そのため、今すぐお金が欲しい人には向いていません

また、スマートフォンで作業したい人には、クラウドワークスの方がおすすめです。ただし、スマートフォンだけでは、できる仕事がかぎられているため10万円以上稼ぎたい人は、メインをランサーズにしておくのが良いでしょう。

ランサーズは、高単価な案件が多い印象があるので、しっかり稼ぎたい人はパソコンを用意してランサーズを使うのがおすすめです。

6.ランサーズの登録方法

ランサーズの登録は、メールアドレスさえあれば3分ほどで登録できます。

まずは、ランサーズの公式サイトの右側にある「プロフィール登録(無料)」に進んで基本情報を入力して行きましょう。

迷いそうなところだけ解説しておくと、

  • 区分・・・個人を選択
  • 職業・・・自由に選択(ライターになりたい人は、ライター編集者でOK)
  • 希望単価・・・時給1,000円(スキルに応じてアップさせてもOK !)

これらは後から変えることもできるので、サクッと登録していけばOKです。

登録が済めばすぐに仕事を受注し始めることもできるのですが、受注率を高めるために次の3つをやっておくと良いでしょう。

ポイント1.プロフィールを埋める

ポイント2.本人確認書類を提出する

ポイント3.外部サービスとNDA(秘密保持契約)もやっておくと良い

ポイント1.プロフィールを埋める

まず、プロフィールをしっかり埋めましょう。

クライアントは依頼をするか決めるときに、必ずプロフィールにどのようなことが書かれているかを参考にします。

そのため、「自己紹介・ビジネス経験・スキルセット・資格・ポートフォリオ・スキル」などはしっかりと書いておくことをおすすめします。

またプロフィール写真も出来るだけ自分の写真を載せておくと、信頼感がアップするのでおすすめです。もし、顔を出せない人は、自分の雰囲気がわかる写真を選びましょう。

プロフィールの編集は、右上の写真のところをクリックして「プロフィール編集」に進むとできます。

とくに、プロフィールの項目内にある自己紹介のところは念入りにみられるので、稼げている人のを参考にしっかりと書きましょう。

念のため私のプロフィールもこちらから確認できます。現在は使っていないのでブロンズランクですが、案件の相談は来ているので参考になると思います。

ポイント2.本人確認書類を提出する

それからプロフィールが終わったら本人確認書類も提出しておきましょう。

本人確認は右上の顔写真のマークから「会員情報管理」に進むと、左列に表示されます。

必要な書類は、下記のいずれかです。

登録時の名前や住所と一致した書類が必要なので注意しておきましょう。もし、誤って名前や住所を登録してしまっているときは、プロフィールの編集から修正できます。

ポイント3.秘密保持確認・ランサーズチェック・電話確認もやっておく

「秘密保持確認・ランサーズチェック・電話確認」は、クライアントにあなたのアカウントが信頼できると証明するための仕組みです。

これらはプロフィールをみたときに各項目にチェックが入っているかを必ずチェックされるので、必ずやっておいた方が良いです。

とくに秘密保持確認は必ずやっておきましょう。これは業務上で知り得た機密情報は、漏洩させないという契約です。これをやっておくことでクライアントは安心して任せることができます。

これら3つを登録できたら、いよいよ仕事を探しに行きましょう!

最後に、ランサーズで稼げるようになるためにおすすめしている3つのステップを解説します。このステップを参考にしてもらえれば、全くの初心者でも3ヶ月も経てばしっかり稼げるようになるはずです。

7.ランサーズで稼ぐために必要な3つのステップ

ランサーズで早くたくさん稼げるようになるためには、次の3つのステップでお仕事を進めるのがおすすめです。

STEP1.タスクで仕事に慣れる

STEP2.プロジェクトで継続案件を取る

STEP3.得意分野で単価をアップを狙う

それぞれ、順番に見ていきましょう。

ここでは、初心者にもっともおすすめなライターを例にします。

STEP1.タスクで仕事に慣れる

ランサーズには、「タスク・プロジェクト•コンペ」の3つの仕事形式があります。

単価が高いのは、プロジェクトです。ただ、プロジェクトを終えると、クライアントからあなたの仕事が評価されます。

悪い評価が着いてしまうと仕事が取りづらくなるので、慣れないうちはタスクから始めるようにしましょう。

タスクであれば、失敗しても評価に傷がつくことはありません。

まずは、この3つの特徴について確認しておきましょう。

タスク

タスクは、商品を使ってみた感想や情報収集など、誰でも簡単にできる仕事を発注するときにクライアントが使う形式です。

例えば、以下のような仕事内容が募集されています。

"タスクの仕事例"

  • 六甲の天然水について、感想を100~200文字で書いてください(50円)
  • 富士の天然水について、感想を100~200文字で書いてください(50円)
  • 最近見た映画の感想を100~200文字で書いてください(50円)
  • 最近読んだ小説の感想を100~200文字で書いてください(50円)

仕事の前後にクライアントとコミュニケーションを取る必要がなく、募集要項を確認すればすぐに作業開始できます

自分がやりたい仕事だけ選んで行えるため手軽なので、初心者にオススメですね。

ただ、誰にでもできる仕事なぶん単価が低いので、タスクだけで数万円稼ぐのは難しいでしょう。

なので、最初に10件くらいタスクをこなし、慣れてきたらプロジェクト形式に移るのが効率的です。

プロジェクト

プロジェクトは、タスクのような単純作業よりも難易度が高い案件を発注するときに使われる形式です。

"プロジェクトの仕事例"

  • 天然水について、2000文字の記事を10本納品(20,000円)
  • 映画系コラムの執筆(1記事1,500円)

タスクとの大きな違いは作業を始める前に、「クライアント提案(自己PR)する→クライアントが集まった提案から採用する人を決める→詳細を打ち合わせする→仮払いされる」と言う一連の手続きが必要な点です。

プロジェクトは、タスクよりも単価が高く、同じ作業量でも比較すると2倍以上稼げるメリットがあります。

多くの場合、1件目の仕事の出来が良ければ、同じクライアントから継続して仕事をもらうことができます。このようにプロジェクトで継続契約を増やすことで、安定して稼いでいけるようになるわけです。

また、タスクと違って仕事が終わるとクライアントから仕事ぶりを評価されます。この評価は、他のクライアントが採用する人を決めるときの参考に使われるので、評価を落とさないように注意しなければなりません。

"注意すべき評価ポイント"

  • 納期を守る
  • 求められているクオリティを満たす
  • コミュニケーションをスムーズに行う

最初のうちは、「わからないことについて質問した回答を待ってから作業しようと思ったら、納期に間に合わなくなった」などといった事態に陥ることがあります。

一般的な会社であれば、上司が手取り足とり教えてくれるかもしれませんが、フリーランスでの仕事の場合、クライアントはあなたのことをプロだと思って仕事を発注しています。

そのため、教わらなかったことを理由にしたり、基本的にどんな理由でも納期が遅れたりするのはNGです。

できるだけ、自分で調べて、クライアントにコミュニケーションコストをかけさせないことが、選ばれるフリーランスになるために、重要だと覚えておきましょう。

自分の評価を下げないために、チェックすべき項目

クライアントからの評価は、その後の仕事の受注しやすさに直結します。

極端な話、悪い評価がついてしまうと、仕事が全く取れなくなってしまうので、注意が必要です。

少しプレッシャーになることを伝えましたが、基本的には自分が指示された内容や納期を守りさえすれば問題はありません。

ただし、クライアンが悪質な場合、こちらが真摯に対応しているのに評価を下げられる可能性があります。

そのようなクライアントは、テストライティングのタイミングである程度見抜くことができるので、受注するときは以下のことをチェックするようにしましょう。

"チェックすべきこと"

  • クライアントがライターから悪い評価をつけられている
  • 連絡や仮入金が遅い(土日祝を除いて2日以上音信不通になる)
  • (テスト開始後に)当日締めの修正依頼が来る
  • (テスト開始後に)画像を入れるなどの作業内容が増える

これらの特徴が見られた場合、スムーズに仕事ができず、たとえクライアントが悪いとしても自分の評価が下がってしまうことがあります。

なので、テストライティングでは、「この人は指示が明確で、対応が丁寧で、信頼できそうか?」をきっちりと確認しておくようにしましょう。

コンペ

コンペは、デザインなどでよく使われる成果報酬型の案件です。

"コンペの仕事例"

  • イベントのポスターのデザイン募集
  • 企業ロゴの募集

コンペ形式の仕事は、採用となったデザインに対して報酬額が設定されています。

報酬は案件によって数10万円を超えることもあるのですが、不採用になった場合の費用は出ません(参加賞がある場合もまりますが、高くはありません)。

タスクやプロジェクトと比べると、実力がなければ、働き損の状態になってしまいやすいデメリットがあります。

私はコンペにチャレンジしたことがないのですが、もし、コンペにチャレンジにしてみたいと思う人は、心と時間とお金に余裕があるときに取り組むのがオススメです。

STEP2.とにかくプロジェクトをこなす

タスクでランサーズの使い方に慣れたら、プロジェクトに挑戦しましょう。

プロジェクトはタスクよりも高単価な案件が集まります。

最初の頃は、とにかく実績を積みましょう。プロジェクトをこなすと、あなたのアカウントに評価がたまります。

たくさん良い評価がついているほど、良い案件が取りやすくなるので、プロジェクトをこなして実績をつけましょう

STEP3.得意分野で単価をアップを狙う

ある程度実績がついたら、単価アップを狙っていきます。

単価アップさせるためには記事の質をアップさせたり、ライバルが少ないジャンルを狙ったり、お金になりやすいテーマを書けるようになるのがポイントです。

例えば、ライターは数多くいますが、「画像を作れるライター」は多くないので、重宝されます。

その他にも、高度な専門的な知識が必要とされる「金融系」や「医療系」なども、執筆できる人が少ないため、高単価で受注しやすいと言えます。

「この人しか頼める人がいない!」という状況を作ることができれば、単価は自然に上がっていくものなので、自分の強みを生かしながら方法を探るようにしましょう。

よくあるQ&A

最後に良く質問をもらう下記の内容について、私なりの回答をしておきました。

よくいただく質問

  • 本業を辞めてフリーランスに専念すべきが悩んでいる
  • 会社を辞める前にやっておくべきことはある?
  • 副業ができない会社だけど、副業がしたい。。

ここにない質問でも、Twitterで連絡をもらえれば対応しているので、気になることがあれば、聞いてください。

本業を辞めてフリーランス一本で行くか悩んでいる

一般的に世間では「リスクをとって専念すべき!」という意見が強いため、「早く仕事を辞めてフリーランス専業になったほうがいいのかな」と思っている人もいると思います。

しかし、結論からいうと、月10万円を安定して稼げていない状態で専業になることはおすすめできません。

そのように言える理由は、2つあります。

理由1.実は、専業の人よりも副業の人の方が成功しやすい

理由2.1年やっても月10万円稼げない人もいる

大切なことなので、順番に見ていきましょう。

理由1.実は、専業の人よりも副業の人の方が成功しやすい

一般的には、リスクはガンガン取るべきで、そのほうが成功しやすいと言われていますよね。

しかし、実際には、リスクをとって独立専業を選んだ人よりも、リスクを最低限にとどめて副業で始めた人の方が、33%も失敗しにくいという研究結果があります。

一般的なイメージと逆なので、納得しにくいかもしれませんが、実は有名な起業家も「100%成功する!」という状態になるまで、本業を辞めなかった人が数多くいます。

"本業を辞めなかった起業家の例"

ビルゲイツ(マイクロソフト)

ラリーペイジ(Google)

スティーブ・ジョブズ

ブライアン・メイ(QUWEEN)

とくにビルゲイツは、世界で1番リスクをさける男と言われているくらいリスクを嫌っていると言われています。

なぜ、これらの起業家がリスクを取らなかったかというと、「心理的な余裕がある状態のほうが創造性が発揮できて、結果的にうまくいくこと」を知っていたからだと思います。

どんなビジネスでも専業になると「これで成功しなくては!」と、1つのアイデアに固執するようになり、視野が狭くなってしまいます。

私自身、経験がありますが、お金の心配があると、目先の日銭を稼ぐことだけに意識が向いてしまい、スキルアップや創意工夫ができなくなってしまいます。

このような理由から、専業になると副業よりも失敗しやすくなってしまうんです。

以上の理由から、本業を辞めるなら最低限、毎月の生活が心配ないくらい稼げる状態を作ってからにするのが良いでしょう。

(ただし、副業の場合、稼ぐために身を削るのはおすすめしません。仕事帰りや休日の限られた時間で稼げるようになりましょう)

理由2.1年やっても月10万円以下しか稼げない可能性がある

向いている人は、2ヶ月目には生活できるレベルを稼げますが、向いていない人は、1年たっても月10万円も稼ぐことができず苦しむことになってしまいます。

向いている人は簡単にいうと、「頼まれてない仕事も自分で発案してやるタイプ、効率主義、自己成長好き、習得が早いタイプ」です。

一方、私がみてきた限り、以下のような特徴が当てはまる人は、活費レベルを稼げるようになるまで、半年から1年はかかっています。

"時間がかかるタイプの人"

  • 完璧主義
  • 自分のコントロールが苦手
  • 習得するのが遅め
  • 説明が十分にない仕事を任されるのが苦手
  • 空いた時間はスキルアップよりも趣味に費やしたい
  • 人から指摘されるのが苦手
  • 不安傾向が強い

もちろん、これらの特徴がある人が、「ビジネスマンとしてダメ!フリーランスにならないほうがいい!」といっているわけではありません。

むしろ、長い目でみると完璧主義な人は、そうでない人よりも稼ぎが多くなるという研究もあります。

ただ、これらの特徴にあてはまる人は、完璧を求め過ぎて納期が遅れたり、自信がないため単価の高い案件になかなかチャレンジできなかったり、稼げるようになるまでに時間がかかる傾向があります。

自分はすぐに稼げる自信がある!という人は、本業を辞めて専念するのもありですが、そうでない人は、月10万円を副業で稼げるようになってから、退職するのがおすすめです。

会社を辞める前にやっておくべきことはある?

月10万円くらい稼げるようになって、フリーランスになることを決めたら、会社を辞める前に次の3つを行なっておきましょう。

"退社前に準備しておくべきこと"

  • クレジットカードを作れるだけ作っておく
  • クレジットカードの枠を広げておく
  • カードローンを申し込んでおく

なぜ、この3つが重要かというと、フリーランスになったら信用がゼロになるため、後から作れなくなってしまうからです。

「借金はしたくないからいらない!」という人も多いと思いますが(私もそうです)、絶対に作っておいたほうがよい理由が2つあります。

  • PCなど大型の買い物ができなくなる
  • 信用がたまらないので、将来家を買ったりするときにローンが組みずらい

たとえば、突然PCが壊れたり、怪我をしてしまったときを想像してみてください。

手元に現金数十万円があれば問題ありません。しかし、現金がない場合、PCを買えず、クライアントに迷惑をかけてしまったり、バイトに明け暮れなければならなくなってしまう可能性があります。

このように、フリーランスは怪我や機材の故障で簡単にゲームオーバーになってしまいます。

そのような事態を避けるためにも、お金を借りれる状態を作っておきましょう。

(もちろん、借金について知識が乏しい人が、むやみやたらにクレジットカードを使うと取り返しがつかない状態になってしまうので、ふだんは話なくても良いです。)

副業がNGな会社なんだけど、どうしたらいい?

これもよくいただく質問なのですが、さすがにブログでは対策を言いにくいのですが、一応できることをお答えしておきます。

ただ、多くの会社では「趣味やスキルアップにつながる活動はOK」としているようです。

なので、趣味としてブログを始めたりするのはOKでしょう。ブログでしっかりとした記事を書いておけば、スキルが付きますので、副業が解禁されたときなどに、仕事が取りやすくなります。

その他のグレーな方法については、ケースバイケースなので、Twitterに連絡をもらえれば、回答しますね。

まとめ

ランサーズはクラウドソーシングの中で、もっともおすすめできるサービスの1つです。

悪い評判もありますが、実は対策できることばかり。

在宅ワークやフリーランスで働きたい人なら、まずはランサーズを初めてみてください。

この記事を書いたライターによる相談実施中

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60minのオンライン相談を通して、

  • 稼げるの?独り立ちするまでの方法
  • どのように活用すればいいの?
  • こんな案件受けていいの?

などについて、お伝えしたり、コーチングを実施しています。

※コーチングとは、「相談者さんの自主性を大切にするコンサルティングのようなサービス」のこと。詳しくは、「コーチングとは何か図説してみた」の記事を参考にしてください。

無理せず自分らしく。

あなたの悩みに寄り添って、そんな生き方をするためのお手伝いができればと思っています。

※コーチングはオンラインで行っています。

  • この記事を書いた人

川崎雄斗

メディア編集長&ライター支援|インドで工場勤務▶副業WEBライター▶内向的な性格で、社会人生活が苦しく独立▶1記事60円で発狂▶2年で3万円にUP|新米WEBライター向けに、副業・独立のコツを発信しています。アニメと猫が好き(こっそりとコーチングもしています)

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